大震災 / 通路等の状況
講堂横の通路
神戸市立博物館の各設備の間には大小様々な通路・広場がある。しかしその多くは、今回最も大きな被害を出した新・旧館の境目に接している。また1階ホールのように巨大な設置物が倒壊した例もあり、もしこの地震が開館時の一般入館者で賑わう時間帯に起きたならと思うと、恐ろしい。また、地下の通路一帯も、多量の湧水とともに吹き出した土砂で埋め尽くされた。
※解説文末尾の6桁の数字は撮影日時。
地階の講堂と機械室は、エレベーター前のホールよりさらに地下に下ったところにあるため、自然と大量の湧水が溜まる事になった。写真手前は排水用のポンプ類。その奥の黒い面は水面で、その奥に機械室が水没している。950124
排水後の様子
このあたりは完全に水中に没していたが、ポンプで排水。まだ大量の土砂が残っている。950221